新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます!
あっという間にコロナに翻弄された2020年が終わり、新たに2021年が始まりました。
我々の建設業界においてもコロナの影響は計り知れず、このまま経済が停滞すれば最終的に大きな打撃となって返ってくるのは目に見えております。
暗いニュースばかりで気分が落ち込みますが、前を向いて一歩一歩進み、一段一段のぼってまいりたいと思います。
2020年を振り返ってみると、年明けの雰囲気としてはオリンピック特需が落ち着き
「さあ、あとは開催だけだなー」
「期間中の工事は止まるなー、どうする?」
「そして開催後の展開はどうか?」
など、結構楽観的な感じでもあったのかと思います。
それが新型コロナウィルスによって見えない戦いを余儀なくされたのが2020年でしょう。

我々フッコーは汎用的な製品よりも少し特殊で偏った製品が多く、また発売以来40年以上のロングセラー製品も多く存在します。
そのため大きな景気の変動や流行り廃れといったジェットコースターのような影響はなく、ゆっくりと流れる河川に徐々に土砂が積み重なり流れが気づくと変わるような感じで影響を受けるのが特徴です。
もともと建設業界自体このような特徴があり、家電やITのような瞬発力はありません。
がしかし、一旦マイナス方向に流れが変わりだすと、プラス方向への転換に時間も労力もかかるのも事実です。
そして今まで誰もが経験したことのないこの新型ウィルスによって、現場が止まる、国外からの仕入れが滞る、そもそものプロジェクト自体が消滅する、兎にも角にも自分たちの動きが制限される、そしてだれも予想が出来なかった事態が発生し、あっという間に1年が経過しました。

2021年、新しい年が始まり気分も新たにスタートです!
緊急事態宣言も発令されますが、コロナウィルスの特性をきちっと理解して、正しい情報を把握し戦い抜くしかありません。
フッコーは、2020グッドデザイン金賞を受賞した「DRY TECH」をはじめ、壁・立ち上がりも仕上げられる人研ぎ「PRIMO」の発売開始、そしてご好評いただいている「MORART」のバージョンアップ、駒場ギャラリーの運営強化などなど、2021年も皆様に「壁」から我々の想いを伝えたいと思います。

誰もが経験したことがないからこそ、新しいものが生まれます。

本年もよろしくお願いいたします!


この記事を書いた人
株式会社フッコー 代表取締役社長 一級建築士
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