傘の家/マウントフジアーキテクツスタジオ/桑高建設
2017年JIA東海住宅建築賞: 大賞受賞
壁:ベイビースキンウォール フラット押さえ
BABY SKIN WALL。
読んで字のごとく、赤ちゃんの柔肌のような質感をもった内装仕上材。
火山灰のシラスと珪藻土をハイブリッドしたベイビースキンウォールは、粒子の細かいシラスによって非常に緻密な仕上表面を形成し、人の手が触れるような室内空間でも、肌や洋服を傷つけることなく、左官職人の織りなす絶妙なコテ跡と共に壁面を飾ります。
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コテ跡とマットな質感に光が吸収され柔らかい表情に
内装仕上げ材に求められる機能は、意匠性以外にも様々なものがあります。
「壁が呼吸をする」
「においを取る」
「抗菌性」
ベイビースキンウォールは柔らかい質感に、上記のような機能も持ち合わせております。
多孔質な構造の中に、ホルムキャッチャーを含有させることで、空間内に浮遊する有害物質を吸着し、光触媒効果によって半永久的に分解することができます。
左官・ローラーのどちらでも仕上げられ、弾性にも富んでいるために下地の選択肢も広く、和洋の空間に幅広く多くの用途の空間に適応いたします。
内装仕上げの一つの選択肢にいかがでしょうか?
BABY SKIN WALL(ベイビースキンウォール)
https://www.fukko-japan.com/products/baby-skin-wall.html
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素材が活きる
「CITTA」
東京ソワール表参道ビル(1991年竣工)/宮脇檀
外壁:CITTA(シィッタ)
壁材メーカーの我々にとって重要視する一つの項目に「素材」があります。
特に意匠材を開発している我々にとっては当たり前の話なのですが、「素材」によっては見え方が変わるばかりでなく、製品そのものの耐久性にも大きく影響を及ぼします。
それは特に年数が経過すればするほど顕著に現れます。
今回ご紹介いたしますのは「CITTA(シィッタ)」、イタリア語で「都市(CITY)」を意味します。
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竣工後27年が経過しても美観を保ち、劣化は見られない
建築家 宮脇檀先生によって設計された表参道のビルは、竣工後27年が経過してもいまだに大きな劣化は見られずに、建物を美しく彩っております。
CITTAのもつ最大の特徴は、大理石の骨材が魅せる表情です。
大理石の骨材ひとつひとつが、重なり合い、凝集されたその仕上がりは、ベース材の中に浮遊する骨材が意匠となるマヂックコートなどとは大きく違い、高級感があり、より繊細で独特な表情を持っております。
また骨材ひとつひとつがベースとなっているために、紫外線への耐候性も高く、劣化の深度は一般塗料に比べ、より遅くなります。
大理石の骨材が魅せる仕上材「CITTA」。
意匠性+耐久性、これからの30年も日本の建物を彩り続けるでしょう。
CITTA
https://www.fukko-japan.com/products/citta.html
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編集後記
もう夏?
いきなり気温が上昇。
気持ちのいい春が、
早々と過ぎ去ってしまいました。
さて、今年の夏はどうなることやら。
ゲリラ豪雨⇔ドライテック
https://www.fukko-japan.com/eco/dry-tech.html
このエンドレスループ、さらに拍車がかかりそう。
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