【教育施設】「東洋大学赤羽台キャンパス」竣工後2年 ドライテックの経過観察 隈研吾建築都市設計事務所

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東洋大学赤羽台キャンパス新校舎設計監理共同企業体(隈研吾建築都市設計事務所/日本設計/戸田建設一級建築士事務所)
 t:100~150㎜ 特注タイルシャモット撒き仕様(施工;前田道路)
竣工後2年以上が経過し、一般の方も通行できる歩道もきれいな状態を保っている

ドライテック。
ドライテック公式サイト https://drytech-japan.com/
今回は2021年4月に開校した東洋大学赤羽キャンパスWELLB-2、その外構の大部分に採用され2年以上経過した「」をご報告いたします。
こちらのプロジェクトは、当時設計を担当された渡辺傑氏に建物のコンセプトおよびドライテックの採用に至った経緯について、過去にお話を伺っておりますので、ご興味がある方は下記をご覧ください。
記事はこちら⇒ランドスケープデザインというドライテックの新たなステージ 隈研吾建築都市設計事務所

東洋大学赤羽台キャンパス、Ⅰ期工事はウッドチップを使った透水性舗装材パーミアコンが採用され、こちらⅡ期工事のWELLB2校舎では廃棄されるタイル(タイルシャモット)を散りばめたドライテック特注仕様が外構の大部分、実に2000㎡を超えるスケールで採用されました。
東洋大学赤羽台キャンパスは環境保全に観点をおいているため、リサイクル品などを積極的に活用し、また外構の大部分に透水性舗装材を採用することでゲリラ豪雨などの集中的な降雨の際も、雨水をそのまま地中へと浸透させ、公共下水道の負担を減らし、地域の浸水被害を未然に防ぐ減災・防災の役割も果たしています。
またドライテックを採用することによって敷地内の雨水貯留浸透桝および排水設備の軽減にも寄与し、相対的にコスト削減にもつながっています。
ドライテック公式サイト https://drytech-japan.com/

廃材となったタイルが一面に散りばめられ、冷たい印象の無機質なコンクリート面にところどころ赤や黄、茶色の落ち葉と細かいアクセントの廃タイルが美しく有機的な印象を与えています。
ドライテックの特徴は、樹脂分を含まない完全無機のコンクリート素材による高耐久性にあります。
ドライテックはアスファルト舗装のように、紫外線劣化や熱によって軟化し轍ができたり、軟化したアスファルトに塵が混ざることで起きる目詰まりがありませんので、長期にわたって機能性を保持し、快適な路面環境を保つことができます。
ドライテック公式サイト https://drytech-japan.com/

今回のプロジェクトでは、搬入用の車両スロープへもドライテックが採用されました。
大型車の搬入が予想されるために、その部分には廃タイル仕様ではなく、ドライテック素地そのままのダイレクト工法が採用されました。厚みは150㎜(2層敷設)の大型車両仕様となっています。
竣工後2年以上が経過しておりますが、アクセルとブレーキによりとくに負担がかかる公共道路からの入り口部分をはじめ、ドライテックに傷んでいる個所は見当たらず、耐摩耗性をはじめとして重量車両にも耐えうる高い耐久性を持っていることが分かります。
ドライテック公式サイト https://drytech-japan.com/

発売より10年以上が経過したドライテック。
多くの実績とともに、お客様へ快適な路面環境とともに信頼を届けております。
地球温暖化対策として透水性舗装材は有効であり、またグリーンインフラ推進に対しグリーン調達品目のひとつともなっています。
地域の浸水被害対策(内水氾濫)、河川の氾濫対策(外水氾濫)、地下水への雨水循環(涵養)、ヒートアイランド現象の抑制など、水たまりがなく、雑草の生えない快適な路面環境を得られるだけでなく、 ドライテックは地球環境負荷軽減へ重要な役割を果たします。
住宅、店舗、歩道、私道、公共施設まで規模の大小を問わず敷設できるのもドライテックの魅力です。
多くの建築家の方々からドライテックのお問い合わせをいただいており、建築家ならではのランドスケープデザインにドライテックを融合したプロジェクトをご紹介できると思いますので楽しみにしていてください!
ドライテック公式サイト https://drytech-japan.com/
ドライテック公式インスタグラム https://www.instagram.com/drytech_fukko/

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