透水性コンクリート「ドライテック」。
日々、皆様からのお問い合わせのなかに
「車止めは設置できますか?」
「点字鋲の設置か可能ですか?」
「アンカーピンは効きますか?」
ドライテックは主には駐車場や歩道に使用される舗装材なのであとから構造物や設備などの設置が可能なのか、よくご質問をいただきます。
透水性コンクリート「ドライテック」は、ポーラスコンクリート素材ですので写真のとおり雷おこし状の見た目をしています。使用される骨材は、生コンプラントに常備されている2005(20㎜から5㎜まで)や1505(15㎜から5㎜)といった粒径の砕石などが使用され、見た目のとおり表面には多数の隙間があり、層内にも約20%の連続した空隙が存在し、その空隙によって雨水を地中へと浸透する機能を持っています。
ドライテック公式ホームページ
https://drytech-japan.com/
さて、その答えは「YES」です。
表面上にはところどころ空隙が認められますが、「ドライテック」はコンクリート製品です。当社開発の専用バインダーが混入された高強度のポーラスコンクリートのため、ドリルで穿孔すること自体問題ありませんし、アンカー設置後も接着剤などと併用いただくことで引き抜き抵抗性も高いために問題なく設置できます。ただし「ドライテック」敷設後、夏場で5日、冬場で7日間程度の養生期間をとっていただいてからの施工をお勧めします。まだ十分に強度が出ていないところでコンクリートドリルなどで穿孔すると骨材飛散の原因にもなりかねませんので、ご注意ください。
コンクリートドリルで穿孔している様子が分かる投稿がありますので、ご確認ください。
ドライテックは、曲げ強度2.5N/mm2以上の強度をもったコンクリートですので、普通の土間コンクリートに先行するような要領で施工していただいて構いません。
上記のインスタグラムでのご紹介記事は、路盤面の問題により透水性を部分的に復活させるために穿孔している様子ですが、コンクリートドリルでの施工の様子がお分かりになるかと思います。
このように車止めや点字鋲なども同じ要領で穿孔し設置でき、また引き抜き強度に関しても問題ありませんので、ご安心してドライテックのうえに施工することが可能です。
透水性コンクリート、紫外線劣化のない長期的耐候性に優れた舗装材として環境保全へ貢献する「ドライテック」。
住宅納入実績はNo1を誇りますが、現在、公共施設をはじめ多くの施設へ納入しており、とくに点字鋲は公共施設に必要とされる視覚障害者誘導設備ですので、設置に関しては全く問題ありません。
雨水を地中へと浸透し、水たまりのないノンスリップ効果のある安全で快適な路面環境を形成する「ドライテック」。
付帯する設備の設置などでお困りの際はぜひお問い合わせください!
ドライテック公式ホームページ
https://drytech-japan.com/
ドライテック公式インスタグラム
https://www.instagram.com/drytech_fukko/