この度、当社の透水性舗装材「ドライテック」がグッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)を受賞いたしました!
このGマーク、国民の80%の認知度があるというから、ほとんどの方が認識しているマークであり、賞なのです。
さらに金賞ともなると、ベスト100のさらにうえのベスト20であり、大賞の次の賞に値するんです。
審査委員の評価コメントとして
「この透水性コンクリートは、豪雨よる水害やヒートアイランド現象に悩まされる環境を改善する舗装材として大いに期待出来るものである。優れた透水性で雨水を地中へ浸透させる事を可能とし、従来の透水性コンクリートに増した高い耐久性・耐候性を実現したことを高く評価する。地面が雨水を吸収し循環させる自然に近い状態を作ることで、豪雨の際にかかる排水設備への負担を軽減するだけではなく、都市部の気温上昇や地下の水枯渇の抑制に貢献する解決策としても期待ができるものである。」
とご評価いただきました。
そんなグッドデザイン賞、今年のテーマは「交感」。
「人間的視点」「産業的視点」「社会的視点」「時間的視点」の4つの視点をもとに審査をするというものでした。
グッドデザイン賞、私の勝手なイメージ・思い込みでしたが、これはプロダクトに送られるもの、
つまり一般の方が生活で使用するような、手にすることができるような、身近に存在する製品に送られるものだと勝手に思っていました。
もしかしたら、そう思っている人のほうが多いかもしれません。
だからうちの左官材や仕上製品など、まさかグッドデザインと交わるものとも思ってもいませんでした。
ただ調べてみたら、グッドデザイン賞は、
『製品、建築、ソフトウエア、システム、サービスなど、人が何らかの理想や目的を果たすために築いた「ものごと」を「デザイン」ととらえ、
その質を評価・顕彰するもの』であると。
そして今年のテーマは「交感」、よしチャレンジしてみよう!
そんな流れから我々フッコーのグッドデザインチャレンジ「チームG」はスタートいたしました。
我々フッコーは今年で創業65年になります。
フッコーの社名の由来をご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、焼け野原となった戦後の日本を、首都東京を復興しようという、
創業者の理念のもと付けられました。
復興=フッコー、今回受賞したドライテックはここを原点として始まったといっても過言ではありません。
ドライテック事業、この15年間、一筋縄ではなかなか進みませんでした。
本当に山あり谷あり・・・。深ーい谷に迷い込み・・・。
さて、今回のこのグッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)受賞に伴い、このドライテック誕生から金賞受賞までのストーリーを、
数回に分けてご紹介したいと思います。
まずは、ドライテックが皆様に近い存在になることで、サステナブルな社会へ貢献できると思っております。
”地球に蓋をしない”
『ドライテック』 第2話、近日公開!
▼グッドデザイン賞
https://www.g-mark.org/award/describe/50567?token=qzu80xgCav
▼ドライテック製品ページ