冨士霊園遊歩道 ドライテックの小口にモルタルを塗ことで横からの土砂の流入を防ぐ
透水性コンクリート「ドライテック」。
日本の記録豪雨の2倍以上の透水性をもつ、住宅納入実績No1の透水性舗装材、生コンプラントから1m3(立米)から配送され現場で敷設をする半製品の湿式建材です。
半製品の湿式建材は、品質の高い製品と施工の両方があわさり始めて一つの製品としてお客様へご提供できるのが特徴で、それぞれの現場の状況にあった施工が必要となります。
MEDIA記事
ドライテックも湿式建材。「製造+施工」のタッグ
優れた透水性能を長期間保持するためには、施工前の段取りなどいくつかの配慮をすることが重要です。
ドライテック公式ホームページ
https://drytech-japan.com/
透水性コンクリート「ドライテック」は、骨材同士を点で接着させたポーラスコンクリート(雷おこし状)です。
層内に連続した空隙を持たせることで雨水を地中へと浸透させ、また層内が通気する機能も持ってますので、路面下の雨水を地上へと蒸発させ路面温度はアスファルト舗装よりも10度近く低くなり、ヒートアイランド現象の抑制にもつながります。
「目詰まりはしませんか?」
と多くのご質問をいただきます。
皆様が多くイメージされているのは透水性アスファルトの目詰まりと骨材飛散です。
アスファルトは熱で融解し冷めると硬化する性質を持っているため、施工後の養生期間が短く路面冷却後に即交通開放ができるのが大きなメリットですが、それはデメリットでもあります。
年々暑さを増す日本の気候ですが、ひと夏、ふた夏と夏を越えるたびに過酷な路面環境によってアスファルトは軟化・融解します。表面や層内に蓄積されたチリや埃とアスファルトが混ざり合い、空隙をつぶしてしまうのです。また軟化することで轍ができたり、骨材同士の接着が弱くなり骨材飛散にもつながります。
ドライテック公式ホームページ
https://drytech-japan.com/
「ドライテック」は、当社開発の完全無機バインダーを使用した透水性コンクリートですので、熱で融解することはなく、また紫外線による劣化がないので、アスファルトや樹脂系舗装にくらべ長期にわたる耐久性にすぐれており、先に述べたようにセメントが融解して目詰まりを起こす心配はありません。
しかし外部要因による目詰まりはどうしても避けられませんので、事前に対策を施すことが重要となります。
「ドライテック」が目詰まりを起こす要因は「土砂の流入」があげられます。
外構舗装材なので植栽と隣接することが非常に多く、植栽部分の土砂が「ドライテック」の小口面から流入し目詰まりを起こすことがあります。その対策としては植栽と「ドライテック」との間に「枠」を入れていただくか、「ドライテック」の小口部分に「モルタル」を塗ることで土砂の流入を防ぐ必要があります。
万が一、土砂などによって目詰まりを起こした場合でも、家庭用の高圧洗浄機で上から洗浄していただければ層内の連蔵した空隙へ土砂が分散され透水性は回復いたしますが、事前に「枠」を設置するか小口を塗るかした頂くだけでメンテナンス頻度は軽減しますので、事前の対策が非常に重要です。
小口面からだけでなく、土砂の流入は透水性能を著しく損なうので、事前に土砂が流入する可能性がある場合は、土砂が流出しないよう対策をとることをおすすめします。
快適な路面環境を長く保持するために、ちょっとした配慮をすることでメンテナンス頻度も少なくなります。
「ドライテック」をご計画の際には、ぜひご参考としてください!
ドライテック公式ホームページ
https://drytech-japan.com/
ドライテック公式インスタグラム
https://www.instagram.com/drytech_fukko/