透水性コンクリート ドライテック。
その優れたと透水性能によって雨水を地中へと浸透する機能を持ち、完全無機バインダーを使用した高耐久性、高強度のコンクリート透水性舗装材です。
年々、激しさを増すゲリラ豪雨。
気候変動による平均気温の上昇とともにその発生回数は増加しており、瞬間的に集中降雨をもたらすゲリラ豪雨と一定期間停滞する線状降水帯など、日本全国において多量の降雨による浸水被害や河川の氾濫などによる水害の発生が頻発しています。
今回は、2編にわたって気候変動、平均気温上昇による環境への影響と地域の浸水被害、内水氾濫と外水氾濫、ヒートアイランド現象抑制についてご紹介したいと思います。
ドライテック公式ホームページ
https://drytech-japan.com/
上のグラフが示す通り、この120年で日本の平均気温は約1.5℃程度上昇し、それに伴って集中降雨の回数はこの50年間で1.4倍に増えております。
◎平均気温が「1.5℃」上昇
これがどのくらい深刻なものかといいますと、地球温暖化を止めるためには産業革命以前(1850年)と比べて、地球の平均気温の上昇を1.5℃におさえましょう、という世界共通の目標があり、2021年のCOP26で世界の共通目標として1.5℃が合意されました。では気温が1.5℃上昇すると何が起きるのかといいますと、猛暑・豪雨・干ばつなどの異常気象、生物多様性の喪失、食料不足、健康被害、貧困、強制移住など、私たちの暮らしに様々な影響をもたらします。実際、我が国日本では猛暑・集中豪雨による浸水や洪水被害が日本中で頻発しており、また気温の上昇とともに作物の収穫量、収穫地が変わるなど大きな影響が出ております。
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過去のMEDIA記事
透水性コンクリート「ドライテック」サステナブルな社会へ向けて。水害対策・地下水脈への循環
上のグラフからも特に都市部においては、平均気温の上昇幅が大きいのが分かります。
この原因の一つとして、都市化か進むとアスファルトやコンクリート等に覆われた地域の拡大や、植生域の縮小、人間活動による熱の影響から、都心部の気温が郊外部と比較して高くなる傾向にあり、これをヒートアイランド現象と呼びます。地面は蓋をされ、植生域は縮小、つまり雨水が地面から透水し地中に貯えられ地下水へと還元することが少なくなることが大きな原因のひとつです。雨水を地中へと浸透させる機能をもつ田畑や林地などを涵養域といい、その逆、つまり蓋をされた状態のことを非涵養域といいますが、都市部のほとんどの路面は非涵養域といっても過言ではありません。
では都市化が進むことで雨水を通さない路面(非涵養域)が増えると、地域にどのような影響を与えるのかをVol.2でご説明したいと思います。
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