「土間コン」か「ドライテック」、駐車場に透水性コンクリートという選択

某賃貸不動産/河原泰建築研究室/ドライテック t:100㎜ 施工:フッコー(ワイエイケー)

「ドライテック」。
生コンプラントから1m3(立米)、駐車場利用ならば10㎝厚で約8㎡から敷設できる透水性コンクリート舗装材「ドライテック」。透水性コンクリートは、約30年前から大手道路会社が展開している製品が有名ですが、主には公共施設を対象にした大型の施設でした使用できませんでした。ドライテックは、生コンプラントに常備された原材料に当社開発のドライテック専用バインダー10㎏/m3を混入し製造できる透水性コンクリート舗装材なので、住宅規模の駐車場から使用できるようになった住宅納入実績No1の透水性コンクリートです。
ドライテック公式ホームページ
https://drytech-japan.com/

住宅駐車場の仕上げでは一般的に土間コン(コンクリート)が選択肢としてあげられます。
規模的に小さいので供給の問題からコストが割高になるためにアスファルトはあまり一般的ではなく、やはり土間コンが一般的な住宅駐車場の仕上として挙げられます。ほかにはインターロッキングブロックなどブロック系の乾式仕上げがありますが、やはり土間コンが一般的ではないでしょうか?
では、そこに透水性コンクリート「ドライテック」を使用したらどんなメリットがあるでしょうか?
まず初めにやはり水を通すコンクリート「」ですので、水たまりの心配がないため水勾配の計画の必要がなく排水設備の必要もありません。土間コンですと大体道路側へと水勾配をとって雨水は公共下水道のある車道へむかって流しますが、ドライテックを使用すると宅地内で雨水を処理できるために環境負荷の軽減にもつながり、最近では助成金の支給対象になっている地域も増えています。
参考:世田谷区私道排水設備等の助成ガイド
参考:23区内で助成金制度のある区(東京都下水道局)
参考:ドライテック(DRY TECH)、助成金制度の有効活用(FUKKO MEDIA)
ドライテック公式ホームページ
https://drytech-japan.com/

ドライテックを駐車場に利用された方の声として「洗車時の排水が気にならなくなった」とよく言われます。週末の日課でもあったりする洗車ですが、洗車時に流れ出る泡水の行き先が気になる方も多いと思います。おとなりさんの前を泡が流れていくのは、やはり気になります。ドライテックにしていただければ洗車時の排水はそのまま地中へと浸透しますので、お隣さんを気にせずに洗車をすることができます。
次に「タイヤ痕」です。土間コンは表面が密実のため打ちあがりは綺麗ですが、すぐにタイヤの跡がつきとても目立ちます。その点ドライテックは骨材と骨材が点で接着され連続した空隙をもつポーラスコンクリートなので、表面は雷おこし状の見た目で土間コンに比べてタイヤ痕は非常に目立ちづらいです。また土間コンでは目立つ「クラック」です。ドライテックもコンクリートなので収縮は起きます。ただもし「クラック」が入ったとしても骨材の間をクラックが走りますので、一般の方はほとんど気づくことはなく目立ちません。
水勾配がいらない、洗車時の排水も気にならず、タイヤ痕・クラックが目立たない、雑草も生えず、水たまりもない、そして助成金の対象にもなる。
昨今、ゲリラ豪雨や台風、線状降水帯など豪雨による水害が後を絶ちません。公共下水道へ集中する雨水によって河川へと一気に流れ込み河川の氾濫にもつながる。そして雨水が地中へと還元されることによって枯渇しがちな都市部の地下水へ還元されるほか、路面温度が低くなるためにヒートアイランド現象にもつながります。
安全で快適な路面環境を得られるだけでなく、グリーンインフラ、SDGsへも貢献する「ドライテック」。
ぜひ、ご自宅の駐車場の仕上げとしてご検討ください!
ドライテック公式ホームページ
https://drytech-japan.com/
ドライテック公式インスタグラム
https://www.instagram.com/drytech_fukko/

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