午後から施工も可能、それもドライテックの魅力のひとつ

透水性コンクリート「ドライテック」。
「ドライテック」は快適な路面環境を得られるだけでなく、グリーンインフラ、SDGs、環境保全へ貢献する住宅納入実績No1の透水性ポーラスコンクリート舗装材です。
生コンプラントより1m3(立米)から配送が可能で、舗装厚10㎝で約8㎡(平米)から敷設が可能で住宅規模の駐車場から使用できることが今までの透水性舗装材と異なる点です。水を通す「土間コン」と表現するとわかりやすいのですが、土間コンと大きく異なるのがその施工性・施工時間です。まず土間コンに必要とされる、水勾配、メッシュ筋、排水設備の必要がありません。また土間コンは、朝一番に打設をする必要があり表面に浮き上がるブリージングを均す作業が夕方まで繰り返されます。特に冬場などは乾燥が遅れますので、日が暮れるまでこの作業が繰り返されこともしばしば・・・。施工規模が大きくなると均し作業の人数も多くなり、コストへも影響します。
ドライテック公式ホームページ
https://drytech-japan.com/

生コンプラントからドライテックは配送され、平滑に敷き均し、プレートコンパクターでおさえて敷設が終了する

では透水性コンクリート「ドライテック」はどうでしょうか?
まず透水性舗装材なので水勾配と排水処理設備、またメッシュ筋の必要がありません。路面が水を通すということはできる限り平滑性を保つよう敷設すればよく、水たまりによるクレームはもちろん無く、水勾配がとり辛い、もしくは取れないような現場には重宝される舗装材です。よって打設(ドライテックでは敷設)まえの準備工程が大きく短縮されます。つぎに施工性です。先に述べたように土間コンのブリージング水を均す作業が必要ですが、透水性コンクリート「ドライテック」は、同じコンクリートといえど、生コンクリートのような液状ではなく、骨材表面(まわり)を当社の専用バインダーが混入されたセメントペーストでくるみ、骨材同士を点接着させ層内に連続した空隙を形成させたポーラス構造(雷おこし状)なので、施工は「打設」ではなく「敷設」、つまりドライテックを敷き均してプレートコンパクターで平滑に転圧し施工は完了するために土間コンと比較して施工時間は大きく短縮されます。
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ドライテック施工中の様子。レーキで平らに敷き均し、プレートコンパクターで転圧して仕上げる。

よって土間コンのように朝一番の打設の必要がなく、住宅規模の駐車場であれば午後からの施工や15時からの施工も十分にできるのが施工者にとっての「ドライテック」の魅力です。またこれは生コンプラントにも同じことが言え、コンクリートは朝一番の打設が基本なので午前中は出荷が非常に混み合います。なので少し落ち着いた午後から「ドライテック」の出荷ができるのは、空きのミキサー車を作らないとてもありがたいシステムです。午前中は下地・型枠の準備、午後にドライテックの敷設が実現可能で、30㎡程度の住宅駐車場であれば1時間程度で敷設が完了してしまう、もしくは午前と午後で2現場をこなせる、施工者ファーストの製品でもあります。
よって土間コンとの製品価格の差はありますが、準備工程の削減、施工時間の短縮によって、材工施工単価もそこまで大きな開きはありません。寒冷地では凍上や凍害の対策が必要な土間コンよりも安く施工でき、さらに透水性能が加わってますからお客様にとても喜ばれています。
透水機能によって環境にやさしいだけでなく、施工者にとっても優しい「ドライテック」。
住宅の駐車場の標準仕上げが「ドライテック」となる日もちかい!
ドライテック公式ホームページ
https://drytech-japan.com/
ドライテック公式インスタグラム
https://www.instagram.com/drytech_fukko/

この記事を書いた人
株式会社フッコー 代表取締役社長 一級建築士
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