地域によって表情が異なるドライテック(DRY TECH)の魅力

フッコー本社/工場(山梨県笛吹市)のドライテック展示場 骨材の粒径、カラーなど様々なバリエーションが見学できる

透水性舗装材ドライテック。
その魅力は雨水を地中へと還元する高い透水性能をもつことは当然ながら、どこの地域のどんな規模でも配送・敷設でき、最も身近である住宅の駐車場規模から透水性舗装材が手に入るということも大きな魅力のひとつです。
透水性舗装材といえば様々な種類があり、よく目にするものでいえば透水性インターロッキングブロックや透水平板、開粒度(透水性)アスファルトなどが一般的ですが、前述した通り住宅規模でも透水性舗装材を設置できる製品は限られており、それには障壁となる大きな理由があります。それは供給できるか否か、つまり小規模でも適正なコストで施工、提供できるか否かに限られてきます。当然ながら高いコストをかけることができれば選択肢は広がってきますが、どうしてもその製品を使いたいなど、よほどのことでもない限り適正な価格から大きく離れた製品を採用することはないといっても過言ではありません。開粒度(透水性)アスファルトは、とても良い例で住宅駐車場や玄関先のアプローチなど小規模施工の場合、大規模施工に比べてそのコスト差は非常に大きくなり、なかなか住宅規模では使用できないのが一般的です。
ドライテック公式ホームページ
https://drytech-japan.com/

カビ・コケが生えやすい住宅の犬走、ドライテックの得意とする部分でもある

また30年ほど前から普及している他社の透水性ポーラスコンクリート舗装も主には公共工事のみ採用されており、大規模施工しかできない理由があるため住宅規模への供給が困難であった背景があります。

「地域によって表情が異なるドライテックの魅力」

首題にもある通り、ドライテックには高い透水性能以外にも魅力があります。
先に述べたように住宅規模、駐車場1台、または玄関先の小規模なアプローチでも敷設できるのが、一般消費者に対し身近な存在となり、また宅地内で雨水を地中へと還元することによって公共下水道の負担を減らしグリーンインフラの形成へと貢献いたします。それには大きな理由があります。ドライテックはポーラスコンクリートといって、骨材同士を点で接着させ連続した空隙を持たせたコンクリートです。街中でよく見かけるミキサー車、生コンプラントから建設現場へとコンクリートを運ぶその姿を目にするかと思いますが、ドライテックも生コンプラントから1m3(立米)=施工面積8m2から配送できるシステムを構築しているため、住宅規模といった小規模面積でも透水性ポーラスコンクリートを敷設できます。従来のポーラスコンクリートでは実現できなかったシステムがそこには隠されております。それは地域にある生コンプラントに常備された原材料に1m3に対したった10㎏の当社の専用バインダー(完全無機)を添加することでドライテックを製造できる点があげられます。
ドライテック公式ホームページ
https://drytech-japan.com/

住宅駐車場に敷設されたドライテック、煉瓦などを配置しデザイン性を持たせた事例

日本全国に約3000工場ある生コンプラント。そこにはセメントや粗骨材、砂などが常備され、それらは地域によって産地やサイズ、材質も異なり、統一されておりません。コンクリートは約2.5トン/m3ほどの重量がありますので、重量物を運搬するには輸送コストもかかるために、できる限りコンクリートの品質が守られる範囲内に必ず生コンプラントがあり、そこから現場へとコンクリートは配送され現場で打設されております。その全国に配備された生コンプラントでドライテックは製造できるシステムが構築されております。生コンプラントは、日々コンクリートを製造し現場へと出荷しております。その日々の生コンの製造を邪魔することなくドライテックを製造できるようにシステム化されており、それが従来のポーラスコンクリートと大きく異なる点であり、それは低コスト、また小ロットでの配送を実現できた理由でもあります。

「地域によって表情が異なるドライテックの魅力」

この表情の違いというのは粗骨材(大きめの骨材)のサイズが生コンプラントによって5㎜~20㎜だったり、5㎜~15㎜だったりとそれぞれのプラントで常備された骨材の粒径が異なることを指します。ドライテックは地域にある生コンプラントから配送するためプラントごとに異なるサイズの粗骨材をドライテックに使用しており、その地域で特徴をもった異なる表情のドライテックが配送・敷設されるのです。当然ながら強度や透水性などの機能性に変わりはありませんが、小規模からでも敷設ができるドライテックには、このようなシステムが不可欠であり、安定した価格で供給できる大きな理由でもあります。従来のポーラスコンクリートは生コンプラントにはない特殊な骨材を使用しており、またバインダーには樹脂(有機)が含まれているため、日々の生コン出荷の妨げにもなるためコストに大きく跳ね返っているために、小規模施工は困難であることが言えます。
身近なところから地球環境へ貢献するドライテック。
生コンプラントから配送できるシステムには様々な工夫や事業者の協力体制があり実現しております。
うちのは少し骨材が小さい、うちのは少し大きい。
それも安定的に供給できるドライテックの魅力のひとつととらえていただければ幸いです!
ドライテック公式ホームページ
https://drytech-japan.com/

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