数々の名建築を彩る「鏡面HR」その魅力とは

東広島市美術館/香山壽夫建築研究所/内壁:鏡面HR 401

数々の名建築を彩ってきた「鏡面HR」。
「鏡面」というネーミングのとおり左官職人よって平滑に仕上げられたその仕上がりは、平滑ながらも骨材ひとつひとつの表情が壁面を繊細に飾り、また影のラインを美しく仕上げ面に投影します。
「鏡面HR」の特徴の平滑な仕上がり感。マヂックコートとは異なり、微細な骨材ひとつひとつにより構成された製品であり、色を焼き付けられた骨材が緻密で繊細な壁面を作り、またその肌触りはしなやかで優しく接触した衣類や肌を傷つけることもありません。「鏡面HR」に使用される骨材は光の反射によってきらきらと煌めくことで、平滑ながら表情をもたせ、とても美しい仕上がりです。
鏡面HR
https://www.fukko-japan.com/products/kyoumen-hr.html

内部がライトアップされ「鏡面HR」に陰影が綺麗に映し出されている

美術館や博物館、市民ホールなど公共施設での採用が多い「鏡面HR」ですが、それには理由があります。
壁面の反射が少なく光を吸収し展示品を際立たせ壁仕上げが主張しすぎないのもありますが、やはり不特定多数の方が来場される施設だからこそ必要な機能性を持っていることが最大の理由でもあります。そのひとつはメンテナンス性です。「鏡面HR」のアルファベットの「HR」はホテル&レストランを意味しております。それは何かというとホテルやレストランで必要とされるメンテナンス性に優れていることを示しております。例えば壁面に醤油やソースなどがかかった場合でも、容易に水洗いすることができ、珪藻土などの土系、セメント系の仕上げ材では基材の中へと汚水が吸収してしまうため汚れを除去するのは至難の業です。美術家にゃ博物館などの施設の場合、人のながれ導線上の壁面は特定の箇所を人が触ったりするために手垢で汚れるケースも少なくないため、メンテナンス性も施設側に求められる非常に重要な要素のひとつです。また次に仕上がりが「鏡面」ということも重要です。わりと壁面が近い場合、肌や衣服、バッグなどが当たり、けがをしたり、衣服がほつれたり、また鞄が削れ壁面に汚れを付着させることもあります。左官職人によって平滑に仕上げられた「鏡面HR」は、とても繊細でしなやかな仕上げのため上記のような問題が起こることはありません。これが美術館、博物館などで多くの実績を誇る理由でもあるのです。
鏡面HR
https://www.fukko-japan.com/products/kyoumen-hr.html

富山県美術館/内藤廣建築設計事務所/鏡面HR 401

当然ですが、メンテナンス性がよいということは公共施設だけでなく、店舗や住宅など多様な用途でお使いになれます。
顔料調色ではなく、骨材のひとつひとつに色が焼き付けられた「鏡面HR」。
その柔らかくしなやかな仕上がり感は、他の壁仕上げにはない印象を空間に与えることが可能です。
メンテナンス性にすぐれるため長期にわたり美観を保つことができ、表面の清掃などメンテナンスを重ねることで塗り替えるタイミングも伸ばすことが可能で、ランニングコストも抑えられる優れた製品です。
数々の名建築を彩ってきた「鏡面HR」。
ぜひ一度手に取ってその意匠性に触れてみてください。
皆様のお問い合わせを、心よりお待ちしております!
鏡面HR
https://www.fukko-japan.com/products/kyoumen-hr.html

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