グリーンインフラの形成へドライテック(DRY TECH)が貢献

グリーンインフラとは?
グリーンインフラストラクチャー(Green Infrastructure)の略です。
社会資本整備や土地利用等のハード・ソフト両面において 、 自然環境が有する多様な機能を活用し、持続可能で魅力ある国土・都市・地域づくりを進める取組のことです 。また、防災・減災、自然環境の保全、地域振興等の多様な地域課題の同時解決を図ることができる取組として現在注目されています。(環境省HPより引用)
つまり経済活動や生活をする上で欠かすことができない社会基盤(インフラ)に自然(グリーン・緑)の持つさまざまな機能を課題の解決手段として取り入れ活用していくという取り組みや考え方のことであり、先進国、発展途上国など、都市化が進む国々において、深刻化する都市型の災害をグリーン(緑)の持つ自然の力で、減災、防災していく取り組みのことです。
そのひとつ都市化と気候変動に伴う河川水位の急激な上昇への対応があげられます。都市化が進むにつれて、従来の都市化に伴う森林・水田の減少や宅地・道路の増加、つまり地面を舗装路で覆われることにより、本来雨水は地面から地中へと浸透する自然が持つべき雨水貯留浸透能力が減少し、公共下水道へ雨水が集中することによって河川に流入し水位が急上昇します。近年、気候変動の影響と思われる短時間強雨(ゲリラ豪雨)が増加しており、より早く、より急激に中小河川の水位が上昇する傾向にあり、河川の氾濫によって水害が頻発しております。
ここで横浜市で取り入れられているモデルケースをご紹介いたします。
DRY TECH(ドライテック)公式ホームページ
https://drytech-japan.com/

国土交通省 グリーンインフラの事例より抜粋・引用

都市型水害をなくす、減災するためには総合治水対策が必要不可欠であり、雨水を地中へ浸透・透水を図ることで治水対策とともにヒートアイランド現象の抑制効果も同時に得られるといわれております。公共施設、公園、歩道へ透水性舗装を活用することは、グリーンインフラの取り組みの一つとされております。
ここでDRY TECH(ドライテック)の登場です!
従来の透水性舗装材は、透水性平板、インターロッキングブロックや樹脂系舗装、開粒度(透水性)アスファルトなどがあげられます。おもには公共工事、公共施設で使用される舗装材がほとんどであり、その理由としてあげられるのは、まず住宅規模への材料供給の問題、それに伴う高コストが原因で、実際に横浜市の資料にもあるように住宅には雨水浸透ますの適用が一般的と考えられていました。
ではDRY TECH(ドライテック)はどうでしょうか?
DRY TECH(ドライテック)の特徴は、小規模から敷設できるポーラスコンクリートであることです。ではなぜ小ロット、つまり小規模からの敷設が実現できたかというと、従来のポーラスコンクリート舗装とは大きく違う点があるからです。それは有機分(樹脂)を一切含まないポーラスコンクリートだからです。コンクリートの重さは、約2.4t/m3、コンクリートというだけで「重い」「重量物」とイメージできると思います。つまりインフラ整備のためドライテックを現場へ配送するには全国にある生コンプラントの協力が必要であり、特定の場所から全国へ配送することは輸送コストがかかるため、現実的ではありません。また生コンプラントの主要な事業は、建築物や土木構造物の躯体に使われる生コンクリート製造が主な事業です。その日々の製造・出荷業務の妨げになるような製品の製造は、生コンプラントの負担になるだけでなく、大きくコスト高にもつながることから、樹脂分を含むようなポーラスコンクリート舗装など特殊な製品の製造は、プラントの洗浄作業が必要となったり、特殊な骨材のために貯蔵瓶の入れ替え作業が必要となるなど敬遠されておりました。結果、従来の樹脂分を含むような舗装用のポーラスコンクリートは、コスト高となるため公共工事などの大型施設向けの製品、つまり小規模案件には不向きなものとして認識されました。
このようなマイナス要因をすべて排除したのがDRY TECH(ドライテック)です。
DRY TECH(ドライテック)は、特定のコンクリート配合に当社開発の専用バインダー「F材」を混入することで、必要な強度が得られる透水性ポーラスコンクリート舗装材です。この「F材」は完全無機のバインダーのため、プラントの洗浄作業の必要はなく、また使用する骨材は普通コンクリートに使用される粗骨材を使用するため、新たに調達・準備する資材は全く必要なく、「F材」10㎏/m3のみ、当社の山梨工場から指定プラントへ配送されるシステムとなっております。
DRY TECH(ドライテック)公式ホームページ
https://drytech-japan.com/

フッコー本社/工場(山梨県笛吹市)敷地内にあるドライテック展示場

できる限り生コンプラントの負担を減らすことによって、生コンクリートと同じように1m3(立法メートル)からの配送が可能となり、小規模からの敷設が実現いたしました。つまり住宅規模から透水性ポーラスコンクリート舗装の供給が可能となったのです。つまりDRY TECH(ドライテック)が、グリーンインフラの形成の一端を担う製品であり、公共施設や歩道だでなく、身近な住宅や小規模店舗などから雨水の流出を抑制し、地域環境の保全へ貢献することが可能な製品と位置付けることができます。
現在では過去に水害があった地域や、災害発生の可能性のあるゾーンには透水性舗装材の採用に助成金制度が設けられております。ぜひお住いの自治体に問い合わせてみてください。
都市型水害の抑制、グリーンインフラ形成の一端を担うDRY TECH(ドライテック)。
その優れた機能性にぜひ触れてみてください!
DRY TECH(ドライテック)公式ホームページ
https://drytech-japan.com/
DRY TECH(ドライテック)公式インスタグラム
https://www.instagram.com/drytech_fukko/

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